キャリー・アップとは?

キャリー・アップとは、ロッキングの基本となるリズムの取り方です。

英語で「Carry Up」です。

ただ、単純に「アップ(Up)」と言ったりもします。

腰から頭の先までの体幹を使い、下から上にくみ上げるようにリズムを取ります。エネルギーが腰から頭まで上に移動していく感覚です。

具体的に説明すると









頭(と同時に最初の腰)という順番で少し波打つように動きます。

ボディ・ウェーブのような「波」を表現するというより、上半身を上に放り投げるようなイメージです。

これを曲のリズム、「オンカウント」で最頂点になるように合わせて繰り返します。

「オンカウント」とは、4拍子であれば「1・2・3・4」と数字で数える部分です。

逆に「&カウント」では、一番下、最下点になります。

ロッキングのステップは、主にこのリズムに乗りながら動きます。

他のステップを踏みながらでも自然に行えるよう、まずはじめにトレーニングしておくとよいです。

<キャリー・アップの手順>

1.「意識ポイント:腰」
上半身をリラックスさせ、腰を若干、落とし気味にします。少し猫背のイメージです。

2.「意識ポイント:腹」
腰から腹の筋肉に意識をむけ、連動しているようにスムーズに動かします。

3.「意識ポイント:胸」
腹から胸に移行していきます。

4.「意識ポイント:首」
胸から肩、首に移行していきます。猫背だったのがだんだんと直立して伸びていくイメージです。

5「意識ポイント:頭」
首から頭に移行していきます。下から送られてきたエネルギーが頭の上に投げ出されるようなイメージです。

これを「&カウント」から「オンカウント」の間で行います。

また、次の「&カウント」から再び、1から5までを繰り返し続けます。

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