ピルエットとは、片足で立ち、つま先を軸として回転する技の総称です。
ジャズダンスやバレエでよく使われる用語です。
英語で「Pirouette」です。
一般的には、片方のつま先をもう片方のひざの位置まで引き上げて(パッセして)回転することをいいます。
軸でないもう片方の足の位置の違いなどにより、さまざまなものが存在します。
<ピルエットの練習方法>
■予備練習
1.両足で踏み切り、片足で立つ練習をします。
足のポジション5番からだけでなく、どのポジションからでも3秒ぐらい止まれるようにします。
このとき、以下の点についても意識します。
・お尻を締めること
・下腹を引っ込めること
・おへそを引っ込めること
2.足のポジション5番から4番、そして、片足のつまさき(もしくはボール)の順で、しっかり立てるようにします。
このとき、ドゥミ・プリエ(ひざを曲げた状態)の時間を短くできるように意識します。
■実際に回る練習
ピルエット・アンドゥオール(左足が軸足右時計回り)
1.足のポジション5番から4番に、右腕は2番で止めます。
2.腕を振った勢いが体に伝わる瞬間、両足で
床をねじるようにして立ちます。
(股関節をうまく使い、しっかり立つまでは左足のかかとを動かさないようにします。)
それと同時に腕もわきの下を締めてアンナバンに振ります。
3.回転するためのエネルギーが充満したら、つま先で床をしっかり押して立ち、左ひざを伸ばして回転します。
4.首は、左肩が正面にくるまで正面を見ます。
そして、すぐに右を向いて正面を見ます。
つまり、体を回転させた後に、首を回し始めますが、体を回転し終えるより前に首の回転が完了するようにします。
5.回転し終えたら、足をおろします。このとき、バランスを崩さないように注意します。
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