ロック・ステディとは、足を横に置いて、その方向に腰を振るようなステップです。
簡単に言うと
・右足を上げて着地と同時に腰を右左右
・左足を上げて着地と同時に腰を左右左
といったように踊ります。
片方で2カウントです。
英語で「Rock Steady」です。
リオ・クーガーカップというダンサーが使い始めたステップでしたので、最初の頃は、リオ・フルキーウォークもしくは、リオウォークと呼ばれていたそうです。
しかし、それからアレサ・フランクリンというソウルシンガーが「ロック・ステディ」という曲を歌っているときに
バックダンサーだったリオ・クーガーカップがバックで必ずといってよいほど、このステップを踏んでいたため、
楽曲のタイトル「ロック・ステディ(Rock Steady)」と同じ名称で呼ばれるようになったそうです。
シンプルに8ビートで刻むものから、16ビートで腰を打つもの、もしくは前半と後半のカウントが異なるような難しいバリエーションのものもあります。
<ロック・ステディの手順>
1.ひざが胸に当たるくらいまで右足を上げます。(&)
2.右足を下ろし、着地と同時に腰を右に振ります。(1)
3.腰を左に振ります。(&)
4.腰を右に振ります。(2)
5.続けて、この動作を左足のバージョンでも行います。
16ビートで取るバリエーションは、1カウントを4つに分け、その4つめのタイミングで、1や3の&(エンド)カウントの動きを行います。
8ビート打ちが「タンタン・タン」というイメージであれば、
16ビート打ちは「ターータ・タン」というイメージです。
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